〝走る茶室「どこでも茶会」〟が優秀賞!
2020年05月14日

地方創生イノベータープラットフォームINSPIREとヤマハ発動機が、「まちノリ☆WEB大喜利 2020」という名前で3月から4月にかけて「着せ替え可能な新型ランドカーで超絶まちづくり」を実現する突き抜けたアイデア募集をされていました。
「着せ替え可能な新型ランドカー」とは、ヤマハから登場した様々な仕様にカスタマイズできる電動スローモビリティで、ゴルフ場で見かけるカートのようなものです。
この最高時速20kmの電動自動車を使った型破りなアイデア募集に全国から366件の応募があり、審査の結果、最優秀賞2件、優秀賞6件、敢闘賞12件が選ばれました。
そして、まさに「ノリ」で応募した田根地協のアイデアが、「優秀賞」の一つに選ばれました。選ばれたからといって賞金が出るわけはありませんが、コウノトリが運んできた小さな幸せを感じています。
以下は応募した内容です。今年2月に慶大院生ナンシーから提案いただいた「メルボルン大学&慶應大学による田根ワークショップ」のアイデアを参考にさせていただきました。いつか実現できればと思います。
〝走る茶室「どこでも茶会」〟
田根地区では、今年4/10から4/14まで豪州メルボルン大学生16名と慶大生10名が訪れ、「茶室づくり体験」を行う計画がありました。新型コロナの影響で延期になりましたが、茶室は車で移動可能にするため組立式にする予定でした。
今回、ランドカーのことを知り「車そのものを茶室」にすれば、より簡単に移動ができ、「どこでも茶会」による交流が可能になります。
田根地域は、遠州流茶道の小堀遠州ゆかりの地で、五先賢の1人として小学生を中心にその功績を語り継いでいます。また、当地域では平成19年から慶応大学やマサチューセッツ工科大学などの学生との交流を重ねてきました。
地域に根付いた茶道を通して、国内外の大学生たちとの交流を深めたいと思います。そして、その重要なツールとして〝走る茶室「どこでも茶会」〟を活用したいと考えました。走る茶室を作るところから、交流が始まることを期待しています。
▼審査員講評
「走る茶室」という切り口を思いついた時点で勝ちです!一般的には、「茶室が動く?!動かなきゃならないの?」なんて思われるかもしれませんが、走る茶室はイノベーションです。畳敷きの内装、お茶をたしなむ時はちゃんと正座。動いてたらお茶をこぼしちゃうかなーとも思いつつ、それも人と人をつなぐご愛嬌。田根地区はもちろんのこと、お茶所の地域で実現したら、地域ブランディングにも役立ちそうです。
https://www.machinori-lab.com/archives-web-ogiri-2020
Posted by
田根地区・地域づくり協議会
at
20:08
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